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- Sunflower -

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 それでもかつての俺は、その夢に自信を持っていた。あなたが居たから、生きる意義を見出せていた。この荒んだ世界で唯一、心を許せた人。世界が果てても会いたかった人。それがあなただった。俺は今、より一層悪化した世界に絶望している。失望している。少しでも期待した俺が馬鹿だった。ひどく肩を落としている俺を見てあなたはただ、「救いたい」と言った。その言葉が余計に俺を傷つけた。途端あなたが一縷の光をちらつかせ誘き寄せようとする悪魔に見えた。俺は慄き、逃げた。目の前に伸びている道を、何も考えずにひたすら走り続けた。しかし走れど足掻けど、路傍に連なる枯木が手をひらりと動かし俺を拐かす。とうとう安らぎの場を完全に失ってしまったのだ。

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