最近、より増した孤独感に苛立ちと焦りを感じている。とりあえず酒と煙草で精神と肉体をなんとか落ち着かせている。しかしそれは一時的な安定剤でしかない。醒めてしまえばいつも通り冷えた朝だ。貴女は今頃何をしているのだろうか。少なくとも言えるのは、俺のことなどすっかり忘れているだろうということ。俺はどこに行けば良いんだろう。まだ分からない。思考がまとまらない程に崩れ堕ちてしまった。その事実を目の前にしても動揺しなくなった。道端に咲いたあの花の方がよっぽど立派だと思う。救われる時は果たして来るのだろうか。今はただ、そんなことを考えながら、音楽を作り続けるしかない。次はどんな音楽を作ろう。あの花の名は何だろう。